1円起業ってどう?会社設立時の資本金はいくらにすべき?

1円起業ってどう?会社設立時の資本金はいくらにすべき?

一躍ニュースでも話題になった「1円起業」。2005年6月の会社法改正により、資本金1円以上で会社が設立できるようになりました。それまでは、株式会社の場合1000万円の資本金が必要とされていました。

資本金を1000万円集めるとなるとかなりハードルが高いですが、事業を始めたい人は誰でも会社を設立できる、子供でも社長になれると騒がれましたね。

法律と行政手続きの専門家
行政書士 高柳麻紀

1円起業の現実

実際はどうでしょうか。実際に子供が「1円で起業しました!」と堂々プレゼンテーションを行えば目を引くでしょう。そして今どきのSNSでバズれば(一気に有名になれば)いろいろな人間が集まり大きなビジネスになるかもしれません。そういうお話をたくさん聞いたことはありますか?身近にそういう社長はいますか?そうそういないと思います。「1円起業」は『もし』成功したとして、その時に自慢できる一つのストーリーと言ってもいい言葉です。

出資金が1円だとしても、会社を設立するにはお金がかかります。

株式会社であれば約25万円、合同会社で約10万円。本当に1円だけで会社設立をし事業を始めるのは無理です。資本金の代わりにいくらかの事業に投資できるお金があればこそストーリー性を打ち出し、第三者を驚かせる事業開始のメリットになるための言葉だと思ってください。

スモールビジネス・マイクロ法人

やみくもに「1円起業」、「小資本での起業」を否定するわけではありません。

ネットでなんでも買える時代、ネットでなんでも調べられる時代。
その利便性に人が引き付けられ、集客できるのであれば、これまで費用をかけてきた広告や人が歩き回る営業活動は要らない時代になりました。

そういった事業やサービスを利用するときに企業の概要や信頼性を確かめることはありますか?
Amazon、楽天といった大元が大きな会社であればサービスを展開している会社にどんな信用があるのか調べなくても購入していませんか?
あるいは口コミを見て・・口コミが当てにならないとは思いつつも価格の安さで購入することは多いと思います。海外に主な拠点を置いている企業も日本の大手企業の傘下にあれば、不思議と信頼してしまうものです。

ネットで物を売る、コンサルティングとしてセミナーを開く、IT関係のビジネスはコストをかけなくても始められると言えます。そうなると、自身の会社に資本金を多額に用意しなくてもビジネス展開ができる・・・資本金の額が多ければ信用されるというこれまでの図式は崩れたことになります。「スモールビジネス」「マイクロ法人」といった小さい資本金でビジネスをする、法人成りするのも時代に合った起業と言えるのです。

会社設立時の資本金はいくらにすべき?

上記で述べたビジネス展開ではなく、王道として安定感のある法人設立時の資本金額を考えると、一昔前に要求されていた1000万円とまではいかなくとも、事務所の家賃、光熱費等を考えただけでも、3ヵ月から6ヵ月分は売上がなくても支払う余力が欲しいところです。

事業を始めるから融資を受けようとしても、資本金1円の会社に金融機関は簡単に融資することはありません。社長本人がそれなりの事業資金を持っていることや、よほど増収増益が見通せるビジネス内容や、事業計画を掲げて相談に持ち込むなどして『信用』が得られるかがポイントになります。

対外的な信用、実際に事業を回していけるのか、仕入れが必要なビジネスであれば販売する前に資金が必要になります。一般的には300万円から500万円ほどの資本金があったほうが良いと思います。

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